スタッフの成長にかかせないのは「経験値」
とにかく経験が必要
サロンオーナーさんなら誰もがスタッフの成長を望んでいますよね?
どうすれば成長するのか?
それはスタッフに限らずオーナー自身も同じこと。
何が一番成長するのか。それは「経験値」ではないでしょうか。
あなたが技術者としてデビューした時のことを思い出してください。
始めから思うように施術したりお客様に喜んでもらえたりすることは難しい。何度も何度も失敗したりチャレンジしたりを繰り返して、お客様に喜んでいただけるようになる。その経験なくして今のあなたになっていますか?
スタッフの成長も同じように時間がかかります。誰かに何かのアドバイスをもらったとしても、そのアドバイスがぴったり響くタイミングでない限り、うまく取り入れることはできません。
あなたがどれだけ何度も伝えても自分で気が付くしかないこともあります。
こんな経験ありませんか?
学生のころ、親や先生にさんざん怒られたり諭されたりしていたことが当時はまったく意味がわからなかった。それが大人になってから振り返ってみると、すごく納得できることだった。
まさにそれと同じことが起こるのです。本人のタイミングでなければ、どれだけこちらが説いても伝わらないこともある。
時に伝わることもありますが、すべてがそんなうまくいくわけではありません。
過保護になりすぎない
経験の少ないスタッフをいつデビューしてもらうのか。いつ様々なことを任せられるのか。
頭を悩ませることかもしれません。
できるようになってから。本人もオーナーさんもそう言う方がいます。では、できるようになるのはいつですか?いくら練習していても現場での経験値がなければ「もう大丈夫!」となることはありません。現場での経験値が自身になり、信頼になり、成長につながっていく。
本人が怖がっているからまだまだデビューは難しい・・・。
オーナーからみて、まだまだ技術がたりないからデビューはもう少し先・・・。
時と場合によりいろんな判断があると思いますが、ひとついえることは『過保護になりすぎない』ということ。
過保護になるということは、一見優しいオーナーに見えることもあります。でも結果を考えると決して優しい判断ではないと私は思います。
私はスタッフができるだけ早く自分の足で歩いて行ける。自立できるようにすることがオーナーとしての役割であり本当の優しさだと思っています。そのためには厳しいことも言わなければいけないこともあるし、自分の方がうまくできることもまかせなければいけないこともある。
それをするにはオーナーであるあなたにも責任がかかってくることも考えられます。それから逃げていてはスタッフもあなたも成長することから遠ざかってしまいます。
怖がらずにどんどん経験していけるようにしていきたいですね。
スタッフとともに成長していく
オーナーになってからも成長していかなければいけません。
そのためにはスタッフも新しいチャレンジをしていけるようにする。そしてあなたも新しいチャレンジをしていく。
お互いにチャレンジをして新しい経験値を増やしていく。
それがサロンの成長になっていくということだと思います。
あなたは成長するということをどう考えますか?