掃除の大切さを伝えていますか?

サロンの中の掃除はなぜ大切⁈

お客様をお迎えする場所をきれいにしておくのは接客業として当然のことといえば当然のこと。ただその「きれいにしておく」の範囲は人によって違いがあります。

パッと見てきれいならOK!という人

すごーく狭い隙間のホコリも許さない!という人

例え普段からオーナーさんが、ちゃんと掃除してね。と伝えていても、「ちゃんと掃除」の範囲が違えばオーナーさんの思う掃除にはあたらないですよね?

具体的にどこまで掃除してほしいのかを伝えておく必要があります。

 

その時に、なぜその掃除が必要なのか。も合わせて伝えるとよいのではないかと思います。

 

例えば私が一番きれいにしておいてほしい場所は、サロンの玄関とお手洗いです。

玄関はお客様をお出迎えするサロンの顔となる場所。第一印象が悪い印象になってしまうと、後から良い印象まで変えていかなければいけません。マイナスからプラスの印象に変えることは容易ではありませんし、きれいにしておくことで第一印象の時点でお客様を不快にすることはありません。

そして次にお手洗い。サロンの中は綺麗に見えていても見落としがちなのがお手洗い。普段スタッフも使用しているからこそ気を付けておきたい場所です。自分達が普段見慣れている場所はすこしずつ汚れていくのでさほど気にならない事もあると思います。ではご新規のお客様が見られたらどう思うでしょう?

綺麗な場所ではないからこそ綺麗にしておく必要があります。目に留まる場所すべてを綺麗にしておくべきだと私は考えます。

 

あなたの特に綺麗にしておきたい場所はどこですか?

まずはその場所の掃除について伝えていきましょう。

 

きちんとした場所ではきちんとふるまいたくなる

少し違う角度で「掃除」というものをきりとっていきましょう。

 

まずイメージしてください。

都心にある超高層ビルの一番上にあるレストラン。素敵な景色と心地の良い接客。もちろん掃除も行き届いている。グラスも廊下もテーブルも全てピカピカに磨かれています。落ち着いた雰囲気の店内で美味しいお食事をいただいています。

あなたはそこにどんなふるまいで入り、どんな風にお食事をしますか?そしてどんな会話をしますか?

 

行きなれている人ならいつもと変わらずに居られると思いますが、少し緊張したり、いつもより背筋が伸びる気持ちになる方も多いと思います。

 

では同じビルの同じ階にあるレストラン。素敵な景色と心地の良い接客。とっても美味しいお食事をいただいています。ただひとつ先ほどのレストランと違うのは、廊下もテーブルもなんだかくすんだ感じ。グラスも食器もくもっている。お手洗いに行くと、隅の方にはホコリが・・・。

 

ふたつのレストランにいる姿をイメージできましたか?

 

ここでお伝えしたいことは、お客様はその場所にいる人と技術(ここでいうお食事)だけで全てを判断しているわけではありません。

どんなに素敵なサロンで素敵な人で良い技術だったとしても、近くに圧倒的に綺麗なサロンがあればそちらに行ってします可能性もあります。

そして綺麗なサロンであればあるほど、背筋が伸びたような気持ちになる。リラックスしていただけるようなお店作りも大切ですが、リラックスしすぎても許される。という場所ではないはず。気軽に通える、リラックスできる、何でも話せる。全てお客様にとって提供したいものではありますが、なあなあになってしまってはいけないところでもあります。

 

そこのバランスがとれているか、あなたのサロンのコンセプトなどにも見合っているかなどを再確認が必要かもしれませんね。

 

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