気持ちを伝える
伝えなければ伝わらない
私自身できていないこともよくありますが、心がけていることのひとつです。
誰かと話している時に「何でわかってくれないの⁈」と怒ったことありませんか?
私は家族に対してよくあります(笑)
本当にわかってもらえていないのか、そもそも伝えていないのか。という問題があります。
見てればわかるよね。という意見も気持ちはよくわかるのですが、当事者でない限り見ていてもわからなかったり、そこまで見ていないかったりということがあります。
逆の立場にたてばわかりやすいかもしれません。
例えばスタッフのひとりが最近元気がない様子だとします。それは注意して見ていればわかることです。でもなぜ元気がないのかまで理解することができるでしょうか?オーナーに何かを感じているかもしれないし、他のスタッフに何か違和感を覚えているのかもしれない。練習してもなかなか技術が上達しないことを悩んでいるのかもしれない。もしかしたら、お家で飼っているペットの体調がよくないのかもしれない。
表面的に見えていることは伝わってきますが、その理由までは聞かなければわかりません。
もしあなたがサロンの売上のことで悩んでいる時にスタッフさんが予約を制限するような行動をしたら「何で?売上で悩んでることなんて見てたらわかるでしょ?」とあなたは思うかもしれません。でもスタッフさんからすると、「最近オーナーの元気がないから体調が悪いのかと思って、予約にゆとりをもった方が良いと思ったのに。」と感じるかもしれない。
言葉にして伝えることで誤解を減らす
態度で示すということもゼロではないかもしれない。ただ言葉にしなければ伝わらない事の方が多い。
先ほどの例も、あなたが「最近売上の事で悩んでいる。みんなの力を貸してほしい」と伝えていればスタッフさんもそのように行動してくれたでしょう。
全てのことを言葉にして伝えるのは正直難しいことです。伝えることと同じくらい大切なのは、伝えきれていなかった時にどう対処するのか。
「何でわかってくれないの!」と感じた時にわかってくれていない相手を責めるのではなく、伝えられていなかった自分を認める。そうすれば一方的に責めることもなくなりますし、次から気を付けようとなる。
お互いに相手の事を思っているのに誤解が生じて嫌な気分になるなんて、もったいなすぎると思いませんか?
私も完璧ではありませんが、心がけている事。あなたも一緒に心がけていってみませんか?