コットンやペーパーの使い方すら気になってしまう・・・

スタッフの行動の細かい行動まで気になってしまう・・・

私がスタッフの働く中で気になる事といえば、サロン内の掃除です。

お客様に心地よく過ごしてもらう最低限の絶対条件だと思うからです。

どんなに接客がよくてもダストまみれのサロンでは、次も行こうとは思ってもらえません。テーブルの上が汚い状態では、施術中にもジェルにダストが入り、それを取り除く作業が増えたり、仕上がりにだって影響してきます。

お客様もスタッフも気持ちよく過ごせるサロンづくりの初めの一歩は掃除だと思っています。

それは常にスタッフにも伝えていくべきことです。私が何を大切にしているのか、なぜそれを大切にしているのか。スタッフ自身の中にも落とし込めるくらい伝えていく必要があると感じています。自分のこだわりポイントはしっかり伝えましょう。

では他の部分で気になることとは?

気にしようと思えばたくさん出てきそうですが(笑)、お客様にも他のスタッフにも迷惑がかからないことであれば基本的に気になりません。というより気にしなくてもよいし、あんまり細かい行動まで気にされているとスタッフも働きにくいですよね?

コットンの使い方まで制限される?

以前こんな話を聞いたことがあります。

ジェルネイルの仕上げで未硬化ジェルのふき取りという工程があります。それに使うコットンは1枚で!というルールがお店にあったという話。

理由はコスト削減だったみたいです。

もちろん無駄にコストを使うことはしてはいけません。が、コットン1枚でふきとりが上手くできないスタッフがいたとしたら、2枚使ってもよくないですか?そこを1枚で上手に拭けたらそれはとてもいいと思いますが、そのために練習をする時間を割くくらいなら、他の練習に時間を割いた方がよっぽど効率が上がる可能性があるかもしれません。

これは、コストをさげなくていい。ということではなくて、経費という目に見えるものよりも、スタッフの成長の方が、サロンのためにもスタッフの為にもなる。そして、そんな細かいことを言われたスタッフはどんな気持ちになるか。気持ちが落ちたことで向上心も落ちるかもしれない。

オーナーとして気にすべきところは、全体的に見たうえでのコスト削減。それは経費という金銭的なものだけではありません。スタッフの意識、技術の向上、お客様への対応、サロンの雰囲気など。部分的にものを見て判断したことが、他の部分に悪影響を与えるなんてことはよくある話。

常に全体を把握してバランスをとってすすめていかなければいけません。

そんな細かい部分から自分の意識をよみとく

今までの話を通してお伝えしたいことは、自分がスタッフ個々人をどれだけバランス感をもって見ているか。サロン全体についても、いろんな角度からどれだけバランス感をもって見ているか。

ひとつの現象について思うことがあった時に、その物事だけを見ているのか、全体のバランスを考えているのかで判断することが大きく変わります。

ひとつの現象について判断を下す前に、その判断をしたら他にどんな影響がでるのかを一度考える癖をつけていきましょう。

あなたの理想のサロンに近づくために必要なのは、バランス感覚かもしれませんね。

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