スタッフの得意をいかして売上を伸ばす
「スタッフひとりひとりの得意をいかしたい」
オーナーなら考えることですね。
言うのは簡単。だけど……
得意を伸ばすって、それは苦手なことから逃げるということ?
逃げてもいい?逃げずにしないとだめ?
そんなことも同時に頭に浮かんでくる。
逃げるのはもちろんだめ❌
でもそれって、そもそもやらないといけないことですか?
誰の基準でやらないといけないか。
それを考えてみてください。
全てはあなたの基準になっていませんか?
よく考えてみてください。苦手なことを無理にさせるとどうなるか。
本人のやる気は下がり、お客様に提供できるクオリティもなかなか上がらず、結果あなたの悩みはさらに深まる・・・。
それでもできないといけないことっていうのはプロとして最低限あります。そのお話はまた違う記事にしていきますね。
今回は最低限のことはクリアしている前提でのお話。
通常業務以外の部分です。
得意を伸ばす方がいいことがたくさん!
得意なことって本人も自覚していることだし、それを続けることが苦ではない。
得意なことの新しい技術を導入するのにも抵抗がないし、売上を作っていくための基盤にできることも多い。
苦手なことを嫌だなと思って練習しているより、楽しんで練習できることの方が圧倒的にコスパがいいです!
あなたがもしスタッフさんに求めていることがあるのなら、それをできないと、ネイリストとして成長しないですか?
他の武器があってもだめですか?
他に方法はないですか?
その答えが
「私はしっかりと逃げずにいろんなことをやってきた!」
だとしたら、残念ですがそれは理由になりません。
オーナーと比べてではなく、もっと俯瞰して本当に必要かどうかを見極めてスタッフさんに指導をしたいですね。
それがスタッフのためにもなるし、オーナー自身のためにもなるし、サロンのためにもなる。
スタッフそれぞれの得意を見つけてそれを徹底的に伸ばすことで、スタッフの人数分の得意分野ができるサロンになっていきます。
そうなったら、すごく可能性が広がると思いませんか?
得意が見つかっていなくても好きなことから始めてみる
「これが得意です」っていうものが見つかっていないスタッフさんもいると思います。
その場合は、無理に得意なものを絞りださなくても大丈夫です。
得意がないことが自信をなくす原因になってはいけないので。
自分の好きなことをコツコツ続けてみよう。
興味のあることは、とにかくやってみよう。
そんな風に声をかけてあげてください。
自分の好きなことなら、楽しく取り組めるはず。知らないうちにそのまま人より秀でてくるかもしれません。
今日は自戒の意味もこめて。
日々忙しく余裕がないと、ついつい俯瞰することを見失ってしまいがちになりやすい。
みなさんも一緒に気をつけていきませんか?
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