ネイリストの資格って何があるの?

ネイリストになりたい!何から始める?

ネイリストになりたいと思った時に、じゃあ何から始めたら良いのか迷ってしまいますよね?

スクールに説明を聞きに来られる方の多くは、検定の内容や資格の種類もわからないまま来られる方が多いです。

ネイルの検定があるのはなんとなく知ってるけど、実際にどういう種類があって、どこまで取得すればよいのかがわかりにくいようです。

 

ネイリストになるために取得しておいた方がよいものをご紹介いたします。

JNECネイリスト技能検定試験

ネイリストの検定といって代表的なものといえばこれ!

30年以上の歴史がある試験で、ネイルサロンの求人票でもよく見かけます。

ではJNECネイリスト技能検定試験の内容をみていきましょう。

JNECネイリスト技能検定試験 3級

3級はネイリストベーシックのマスター

ネイリスト技能検定試験は3級から順に受験していきます。

3級は基本的なネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技能及び知識が要求されます。

ネイリストとして必要最低限の爪の知識なども習得することができます。

 

JNECネイリスト技能検定試験 2級

2級はネイルケアのプロフェッショナル

3級に合格すると2級の試験を受けることができます。

2級はサロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、ネイルアートに関する技能及び知識を習得している証です。

チップ&ラップという長さを出す技術も入っており、ネイルサロンの求人票も2級保持者となっているものも多いため、最近では2級を目標にしている方も少なくありません。

 

JNECネイリスト技能検定試験 1級

1級はネイルケアのプロフェッショナル

2級に合格すると1級の試験を受けることができます。

1級はイクステンション、リペア、アートの総合的な技能及び知識が要求されます。

アクリルスカルプチュアという長さを出す技術が主な試験内容となっており、かなりの練習量が必要となります。

 

そのため、1級を受験されない方も増えているように感じます。

ただ、これからプロとしてお客様から代金をいただいていくのであれば、全ての技術が提供できるようにしておいてほしいと私は考えています。

 

どこまで取得するのかは、どんなネイリストになりたいかによって変わる

あなたがネイルを教えてもらう先生のようになりたいのであれば、全ての資格を取得したいですよね。

少し厳しい言い方になってしまうかもしれませんが、自分のできる、自分のしたいサービスだけを提供するのであれば、取得したい級までで良いと思います。

 

私が生徒さんにお伝えするのは、自分がお客様ならどんなサロンに行きたいか。どんなネイリストさんにしてもらいたいか。

そのイメージのネイリストさんを目指していけるといいと思います。

 

進路相談も大切なスクールの役割

わたしのスクールでは、卒業間近になった生徒さんと進路についての話をしています。

みんな頑張って検定取得を目指してきて、いざ卒業となると不安を感じる生徒さんが多いです。

 

経験が少ないため、まだまだ自身がない状態での就職活動は不安が大きいんですね。

その時、どんなサロンに入って働きたいか、何を決め手に就職先を決めるのか。。。

 

スクールに通っている1~2年間みてきた、生徒さんの特性を考えながらアドバイスをしています。

 

「相談できる環境」というのも作られるようにしていきたいですね。