スタッフに求めていることはスタッフ自身の学びになっていますか?
スタッフに求めていること
スタッフがしてくれていること。
それはなぜそれをスタッフにしてもらっていますか?
何かをスタッフにしてもらおう。これをしてもらいたい。という時に考えておきたいことがあります。
それをしてもらうことで、スタッフ自身の学びになっているか。ということ。
もちろん全ての経験は無駄になることはありません。
学びになっているか。というより学びになるという前提で考えているか。と言った方があっているかもしれません。
例えば
私はネイルサロンを経営しています。
スタッフに求めることは簡単にいえば「売上を上げること」です。
でもそれが例えば私が一方的に言っていたとしたらスタッフはどう感じ、どう行動するでしょうか。
私がスタッフなら、店のためにするの?それなら私じゃなくてもいいよね?となってしまいます。
私がスタッフに「売上を上げること」を求めるのは、それにチャレンジすることでスタッフ自身が成長できると思っているからです。
スタッフがいろんなことを経験し、成長することで、例えば自分でサロンを出店してみたい。とか、外部講師をしてみたい。というチャレンジをする時に絶対に経験したことがいきてくると思うんです。
私のサロンで働いていてくれる間に私が経験してきたことや私が考えていることなどを、どんどん学んでもらいたいし、その経験値をもって次のチャレンジをしてみたいと思うスタッフにはチャレンジをしてほしい。
それがスタッフのためになると信じているし、私の喜びでもある。そして、私の成長、スタッフの成長がサロンの成長でもある。と。
自分のためだけにも人のためだけにも長く頑張ることはできない
サロンに就職したら、そこの決まりに沿って働く。みんながあたりまえに思っていることかもしれません。
現にそうしなければいけない時もあるかもしれない。
けれど人はその決まりだけの事をするのに喜びや楽しさを感じる事は難しい。
自分のために自分が喜ぶことを日々している方が長く続けられるから。
では自分のためだけに長く働くことができるか?
私の答えはNO!
人は誰かのために行動したり、誰かを喜ばせたりと、自分以外の人のために働く意味を持たなければ長く続けられないんじゃないかって思います。
誰かに必要とされたり信頼しあったり、喜んでもらえたり感謝されたり。
その繰り返しで新たなチャレンジも乗り越えようと思えるし、いつものルーティンワークも続けていける。
自分のためだけにも、会社のためだけにも どちらか一方のためにはずっと続けることは難しい。
オーナーであるあなたもスタッフも同じ。
その人自身のためになること。お客様のためになること。会社のためになること。
いろんな方面でためになっていると感じられる環境をオーナーである私たちがつくっていきたいですね。