あなたの想いを伝えていますか?
普段の会話から想いを伝える
「想いを伝える」というと、なんだか改まって話をする時間をとるようなイメージを持つ方もいると思いますが、そうではないんです。
普段の何気ない会話の中でもあなたがどんな想いをもっているかをスタッフさんが感じ取る場面はあります。
例えばミーティングや朝礼、休憩中の何気ない会話。
ミーティングや朝礼は話す内容をある程度準備しておけるので、始めはそこからスタートするのがいいかもしれません。
でも本当は、スタッフへの想いを持っていれば、いつどんな場面でも口からでてくる言葉は想いが伝わるような言葉選びになってくるはず。
思っているのになかなか恥ずかしくて伝えられない方は、それを伝えることがなぜ恥ずかしいのか?を考えてみましょう。
・どう思われるかわからないから?
・温度差があるかもしれないから?
どんな理由にしてもその理由の矢印はあなた自身に向かっていませんか?
スタッフ側にたって考えてみましょう。
・オーナーが自分にどんな想いをもっているのかわからない。 → 不安
不安を感じさせることがいいことでしょうか?
たとえあなたが伝えたことと温度差があったとしても、あなたが熱い想いを持っているのはオーナーとしてあたりまえ。
その熱い想いを伝えることの方がいいことがたくさんあるに決まっている。
「恥ずかしい」とか「口下手だから」とかいう言葉で片づけてしまうようなら、あなたはオーナーとしての気持ちをずっと伝えられないままになってしまいます。そんなオーナーについていきたいと思うスタッフに出会うのは確率的に低くなってしまう。
人に想いを伝える経験を積む
では「口下手」な人がどうやって伝えていけばいいのか。というと、全ては経験。
あなたが初めてお客様の担当者としてデビューした時の事を思い出してください。
今よりも緊張していたし、施術も会話もできていなかったと思います。それが経験を積むにつれて自然とできるようになってくる。
それと同じ。
うまく話せないからって、うまく話せる方法をいくら勉強しても実践しなければ何も変わりません。
はじめはうまく話せなくてもいい。会話のスキルよりも想いの方が大切。
普段からスタッフのことを考え、ひとりひとりに想いがあれば、何かの会話のはしばしに想いがあふれていくはず。
一方的に伝え過ぎないことも大切
私は、自分の将来やスタッフの将来について語るのが大好きです。
なのでついつい熱く語りすぎてしまうし、それがスタッフにとってプレッシャーになるかもしれない。
だから抑えながら話しています。顔を合わす度に熱く話していたら、スタッフも困るし仕事も進まない(笑)
時間がある時には、どうお客様を増やすか。という話だけでなく、そのスタッフの人生において「ネイリスト」とはみたいな話もします。どんな形であれ、そのスタッフが望む「ネイリスト」像が本気のものであれば全力で応援したい。
私はスタッフの未来を想像するのも大好きで、どうしたらそこに向かっていけるのかを考え提案していきたい。
だからスタッフたちには、「少しでも興味があることややりたいことがあったら言ってほしい。私が勝手に妄想していくから!」と伝えています。
逆に本気じゃないと言えないようなプレッシャーをかけているかもしれませんが・・・。
あなたもスタッフへの想いをもっていると思います。
それを伝えることが信頼関係やお互いの成長には必要不可欠。
今日から伝える経験をスタートしませんか?