商品もおすすめして販売してほしい・・・
スタッフに物販をしてもらえるようにするには?
サロンの売上の多くは施術料金と商品の販売代金からなりたっています。
売上を上げるためにはお客様にたくさん来てもらえるようにすることや、単価を上げることなどがあります。
そしても商品を販売するも売上アップになります。
商品を販売することは時間をかけずに単価を上げる方法のひとつで、これをしない手はない。
施術中におすすめしたり、使用したりすることで購入してもらえる。しかも気に入ってもらえるとオイルやクリームなどの消耗品はリピートしてもらえるんです。
ではどうおすすめしていくかを、どうスタッフに伝える?
あくまで私は・・・。ですが・・。
自分が気に入ったものしか販売できません。なのでスタッフにも使ってもらわなければ商品の良さをわかってもらえない。商品の良さをわかってもらったうえでのお客様へのおすすめの方法を伝えます。
・まず、あたりまえですが、押し売りはしない!
その場では買ってもらえるかもしれませんが、次から本当に良い商品があってもなかなか購入してもらえなかったり、あまりにひどければあなたのサロンに来なくなってしまいます。
・「売りつける」という気持ちではなく「本当に良いから使ってほしい」と思う。
だからこそ自分が気に入っているものでなければいけないんです。友達にめちゃくちゃ美味しいパン屋さんみつけた!と熱心に話をされたらあなたもつい「どこ?」と食べたくなってしまいませんか?お客様に商品をおすすめする時はそれと同じです。
売りたいから話す。では良さは伝わりません。
本当に使ってほしいくらい良い!友達に話すのと同じです。その熱量についついお客様も欲しくなってしまいます。
とにかくたくさんのお客様に話す
商品にもよりますが、お客様みんなに使ってもらいたいような商品であれば、とにかく全員に同じ熱量で話す!
「なかなか売れないんです・・・。」という事を言っている人の多くは、自分が気に入っているもの以外を販売しようとしている。または、おすすめすること自体が迷惑なんじゃないかと思って話しやすいお客様にしか話していない。話はしているけど、気が引けてさらっと説明だけしている。
ほとんどの理由はそんな感じ。
まずはあなたが実践してみる。そこで気が付いたことをスタッフさんに伝えてあげてください。
一度真剣に取り組んでみると、本当にいいものであれば、気遅れすることなくみんなにおすすめすることができるようになりますよ。
在庫がないと販売しにくい
これもよく聞く言葉ですね。
確かに在庫があった方が販売はしやすいです。ただ、在庫がないから販売できない。ということを言い訳にしていたとしたら、その言葉をうのみにしてはいけません。なぜならその人は、在庫を仕入れても販売しないからです。
商品の在庫というのは資産になります。ものにもよりますが、ずーっと売れなくて残っていても資産として残るんです。しかも最後に使用できなくなったものは廃棄される。すごくもったいないです。
例えば販売価格1000円の商品を700円で10個仕入れたとします。7個の商品を販売し3個は残ってしまいました。あなたはこれをどう受け取りますか?7割売れたからよかった?そう思った方は危険!ちがうんです!
1000円の商品を700円で10個(7000円)仕入れた。7個の商品を販売(7000円の内利益2100円)残り3個(仕入2100円)
一見プラマイゼロ。ですが、残った3個は資産になります。決算時に税金がかかるということ。つまりはマイナスなんです。
そのことを把握したうえで、いくつ在庫を置くのかをしっかりと話し合いましょう。
ただ在庫がないと販売しにくいのは事実。バランスをとりながら徐々に在庫を増やすという手もありますね。あなたのサロンにあった方法でおすすめしてみてくださいね。