言ってることと違う!本音ではどう思ってるの?

この前話してたことと違うけど、どっちがホント?

スタッフさんと話しをしている時に「あれ?先週と言ってたことが違う?」と感じることって少なくないと思います。なぜそんなことが起きるのでしょう。

あなた自身に置き換えて考えてみてください。

例えば「今日から一日一冊本を読む!だって本を読むと知識が増えるよね!」といって読書を始めたとします。

いざ始めてみると、本を読む習慣が今までなかったので一冊読むのにすごい時間がかかります。読書をすすめてくれたAさんは一冊1時間で読めるって言ってたのに、その3倍も4倍もかかってしまう・・・。しかも忙しい日が続いて時間がとれず、結局1カ月に3冊しか読めませんでした。

そんな話よくありそうですよね?
何か目標などを決める時ってテンションがあがってハードルの高いことを設定しがち。そのテンションをあなたに熱っぽく話していたとしても、それが長く続くことって正直難しいんです。結果思っていたような成果がでないことも多々あります。

それは、やる気がなくなったとか、嘘をついていた、とかでは決してありません。ただただ最初のテンションがあがりすぎてそもそもできないような目標を設定してしまっていた。ということが多い。

そういう人の<癖>のようなものを理解したうえで、スタッフさんと話をしていけると、最初の設定の時点で継続可能なものにしておけるかもしれません。

小さなことでもいい。継続することが一番大切。

ハードルの高い設定をするスタッフさんにオーナー側からブレーキをかけてしまうのも考えもの。でもハードルが高すぎて継続できなくなるのも意味がない。

ではどうするの?

「私一日一冊本読みます!」というスタッフさんになんと声をかけますか?「いいねー。」「一日一冊読めたらすごい!」とまずは返事をしますよね?

「そんなの無理だって。」と最初から否定するなんてことは絶対してはいけません。そのうえで、「最初は薄くて読みやすい雑誌から始めるのもありだよね。」肯定できる中での提案をすすのもひとつの手ですね。

その時の感情は嘘ではない

私も嘘ではなく、気持ちが変わることや表現によって過剰に受け止められたりすることがあります。それが感情が高ぶっている時ならなおさら。

受けとめる側も、相手がどういう状態で発信しているかを観察し、冷静になった時にどう判断するのかをもう一度確認する必要がある時もあります。

嘘をつこうと思って言っている人なんてほとんどいないと私は思っています。

話す力に加えて聞き取る力も身につけていくことを意識するだけでも、スタッフさんの言葉を間違わずに受け止められるようになっていくことと思います。

 

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