技術が上達しない・・・

なかなか技術の上達ができない・・・。まだできないの⁈

新しいスタッフさんが入ってくると、まず気になるのがいつまでにどれくらいの技術ができるようになるかということ。

経験者の人なら、ある程度の経験があるので技術もある程度はできる方が多いですよね。それでもそのサロンそれぞれの手順やこだわっている部分などを伝えて改善していかなければいけないことがあります。

 

では未経験のスタッフや経験の浅いスタッフが入ってきた時に、どう技術を伝え、どれくらいの上達が目安になるのか？

サロンコンセプトの中で大切にしていること

それぞれのサロンで大切にしていることは違います。

ネイルサロンでいえば

とにかく時間！

とにかくケアの仕上がり！

とにかくアートの仕上がり！

その中の何を求めているか？を明確にしてあげる必要があります。もちろん全てを求めたいところではありますが、一度に全てを求めてしまうことで、スタッフは何から練習をして何に集中してすることが良いのかわからなくなってしまいます。

結果、どれも上達してない！時間もケアもアートも、目標のレベルに全然達してない！ということに繋がりやすい。

 

まずはこれ。という指導する側も指導される側も明確にわかる一番最初にできなければいけないものを決めましょう。

 

できているところを見つける

経験が長くなると、ついつい出来ていないところが目についてそこばかりを伝えたくなってしまいます。

でも出来ていない所ばかりを言われていると「練習してるのに全然でいるようにならない・・。」と本人も頑張れる気持ちがどんどん小さくなっていってしまいます。

必ずできているところがあるはずです。技術の上達が本当に見られない場合でも、道具の扱いに慣れてきている。とか、モデルの手の扱い方が丁寧にできるようになった。などそのスタッフのできている所、レベルアップしている所を見つけて、きちんと前に進めていることを伝えてあげてください。

 

もちろん技術の上達に、出来ていない所の指導は必要です。でもそればかりでは上達する意識を持ち続けることが難しい。周りの人によって、意識的なものは大きく変わります。

 

「褒めて育てる」は指導しないことではない

これは私の解釈です。

よく褒めて育てるという言葉を耳にします。そしてそれに対して、そんなこと無理だよね。という意見も耳にします。

 

私の考えは褒めること、認めることは必要です。でもそれだけではだめ。できていない所は改善できるように伝える。

褒める　＝　あまやかす

ではないと思っています。

 

上手にバランスをとって伝えることが大切。私はそう思って指導をしています。

あなたは何を大切にしていますか？

 

 

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