スタッフにデザインの幅をひろげてほしい!
あなたのサロンのコンセプトは何ですか?
あなたのサロンはアートがすごい強みのサロンですか?
そうなのであれば、スタッフさんにデザインをできるようになってほしい。というのはもちろんです!
ではそうではないサロンの場合は?今日はアートにすごい特化しているわけではない場合についてお話したいと思います。
もちろんネイルサロンですから、アートにこだわっているサロンさんが多いと思います。それを一度客観的に見てみてください。お客様の目線になって冷静に考えてみて、あなたのサロンでしかできないアートばかりですか?
まずそこを把握する必要があります。
ものすごいカリスマアートの先生のサロンであれば、アートの高い技術が求められます。でも多くの場合そうではないことが多い。
その時に、スタッフ全員同じアートレベルを求めることがサロンの経営方針として正しいのかどうか。
私の意見を先にお伝えすると、みんな違っていい。です。
ただ、素人が見ても下手なのは論外です。最低限のアートレベル(ここのジャッヂも難しいところですが)があれば、それをみんな一定になるようにしなくてもいいと思います。
お客様の好みも違いますし、何よりスタッフの個性がなくなってしまう。
サロンからすると、技術的にみんな同じようになってもらえた方が、人事の事などを考えると理想的なのかもしれません。でも働いているスタッフから見ると、サロンのただの一員でしかない。自分を支持してくださるお客様にアピールできるところって、限られている。違うイメージのアートを作るスタッフがいるからこそ、いろんなお客様が通ってくださることだってある。
スタッフの得意をいかす方が速い!
スタッフが得意とするものをより得意になってもらう。その方がお客様からの支持を得やすいと思うんです。このスタッフは誰が見てもこれが得意!が明確だと、お客様も誰にしてもらいたいのかがわかりやすいし、もしかしたらスタッフ同士で紹介しあえるかもしれません。
このアートしたい!というお客様には、では次回はAさんが担当させていただきます。とか、このお手入れのメニューしたいというお客様には、Bさんが担当させていただきます。みたいな。
それができるようになると、それぞれのスタッフが自分の得意を探し始めるようになる。得意が見つからないスタッフも通常メニューの対応でお客様に喜んでいただける。
私がいつも考えるのは、自分ならどんなサロンで働きたいか。どんなサロンなら意欲的になるか。ということ。
オーナー側の「こうであるべき!」はスタッフの意欲をさげている原因かもしれません。
あなたはどんなサロンなら意欲的に働けると思いますか?
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